何はともあれ、大事なのはお料理
お料理はパーティの醍醐味の一つ。お料理次第でパーティの満足度が左右されるといっても過言ではありません。
それだけに重要なお料理の準備ですが、具体的にはどんな料理を選べば良いのでしょうか?
基本的には、イタリアンレストランでいただくコース料理と似ています。さまざまなお料理ジャンルをそろえて、バランスよく食べられることが大事です。
大まかには、
- 前菜(サラダ等)・・・1~2種
- お肉料理・・・1~2種(牛肉料理と鶏肉料理1種類ずつなどすることが多い。)
- お魚料理・・・1~2種
- パスタ、お米、サンドイッチ・・・1~2種(お米料理とその他の組み合わせが多い。)
- チーズ等おつまみ類・・・1種
- デザート・・・1~2種
上記のように揃えていくと、量や種類としては満足度を得られるラインナップとなります。具体的な目安としては1人あたり8~10種のお料理がいきわたると、満足感に繋がります。
これらを基に、いくつかの料理プラン例をご紹介します。
スタンダードプラン
<10名様向け 3万円プラン例>
- 鶏肉の唐揚げ
- 炙りサーモンのカルパッチョ
- シーザーサラダ
- 中華ちまき
- ミニチーズドック
- 握り寿司盛り合わせ(10種5貫ずつ程度目安)
- サンドイッチ
- プチシュークリーム
<10~15名様向け 5万円プラン例>
- ローストビーフ
- 鶏肉の唐揚げ
- 炙りサーモンのカルパッチョ
- シーザーサラダ
- フライドポテト
- プチキッシュ
- ピンチョス盛り合わせ(6種5本ずつ程度目安)
- 握り寿司盛り合わせ(10種5貫ずつ程度目安)
<15~20名様向け 7万円プラン例>
- ローストビーフ
- 鶏肉の唐揚げ
- 炙りサーモンのカルパッチョ
- バラエティプレート(6種10カット程度目安)
- グリーンサラダ
- 中華ちまき
- フライドポテト
- ミニチーズドック
- プチキッシュ
- 握り寿司盛り合わせ(10種5貫ずつ程度目安)
- サンドイッチ
- プチシュークリーム
スタンダードプラン料理例
こちらが、お食事も兼ねたスタンダードなパーティのお料理例です。2時間程度の比較的ゆっくりと過ごせるパーティなどでは、前菜からしっかり揃っているとベターです。時間が延びるほどお料理が必要ということもなく、お料理は1時間半程度でゲストが満足するくらいの量感で、あとは催しを挟むなど、運営上での誘導が重要です。
<牛肉・鶏肉料理>
- ローストビーフ
- 鶏肉の唐揚げ
<魚介料理>
- 炙りサーモンのカルパッチョ
<サラダ>
- シーザーサラダ
<おつまみ系>
- ピンチョス盛り合わせ(6種5本ずつ程度目安)
- フライドポテト
<寿司>
- 握り寿司盛り合わせ(10種5貫ずつ程度目安)
立食プラン
<10名様向け 3万円プラン例>
- 鶏肉の唐揚げピンチョス
- 生ハムとオリーブのピンチョス
- ローストポークとアスパラのピンチョス
- スモークサーモンとケッパーベリーのピンチョス
- イカとセロリとアンチョビのピンチョス
- プチトマトとモッツァレラチーズのピンチョス
- ベジタブルピンチョス
- ミックスサンド
- フルーツピンチョス
<20名様向け 5万円プラン例>
- チキンとオリーブのピンチョス
- 鶏もも肉の香草パン粉焼きピンチョス
- 生ハムとモッツァレラチーズのピンチョス
- アスパラベーコンのピンチョス
- ドライトマトとメカジキのピンチョス
- シーフードピンチョス
- 2種のオリーブピンチョス
- ベジタブルピンチョス
- ハッシュドポテトのピンチョス
- ミックスサンド
- フルーツピンチョス
<30名様向け 7万円プラン例>
- 鶏の唐揚げピンチョス
- 加もスモークと焼きネギのピンチョス
- 生ハムとプチトマトのピンチョス
- アスパラベーコンのピンチョス
- ドライトマトとメカジキのピンチョス
- シーフードピンチョス
- スモークサーモンのクレープ包み巻きピンチョス
- 2種のオリーブピンチョス
- プチトマトとモッツァレラチーズのピンチョス
- ベジタブルピンチョス
- キノコのガーリック風味ピンチョス
- ハッシュドポテトのピンチョス
- ミックスサンド
- プチシュー
- フルーツピンチョス
これらのプランは、イスが並べられないような会場など、立食で行うパーティ向けのプランです。ピンチョスに代表されるフィンガーフードを中心に、手に取りやすく食べやすいようなお料理をそろえておくことをオススメします。立食パーティはだいたい1時間半から2時間以内の時間設計が向いています。それ以上の時間開催を予定している場合は、着席できる休憩スペースを別途設けておくとベターです。
手軽につまめるお料理が多い分、スタンダードプラントと比較すると、お料理の種類は多めに用意しておくと、満足度が高いです。
立食プラン料理例
<牛肉・鶏肉料理>
- 鶏肉の唐揚げピンチョス
- ローストポークとアスパラのピンチョス
- 生ハムとオリーブのピンチョス
<魚介料理>
- スモークサーモンとケッパーベリーのピンチョス
- イカとセロリとアンチョビのピンチョス
<ベジタブル料理>
- スモークサーモンとケッパーベリーのピンチョス
- イカとセロリとアンチョビのピンチョス
- ミックスサンド
- フルーツピンチョス
軽食プラン
<和食プラン例>
- おにぎり
- 鶏の唐揚げ
- 和風オードブル(煮物や小さめにカットした焼き魚等の盛り合わせ)
<洋食プラン例>
- サンドイッチ
- 鶏の唐揚げ
- シーザーサラダ
- プチケーキ
軽食はつまみたい人がつまむ程度の用意をすることが多いです。具体的な量感としては、サンドイッチやおにぎりなど、個数で分けられるようなものは人数分を、盛り合わせやサラダなどはご参加人数の6~7割程度の量があれば十分です。
軽食を伴う交流会はおおよそ1時間程度が目安となります。それ以上の時間を開催するようであれば、立食プランでの用意をオススメします。
軽食プラン料理例
- おにぎり
- 鶏の唐揚げ
- 和風オードブル(煮物や小さめにカットした焼き魚等の盛り合わせ)
テーブルをちょっとオシャレに演出してみよう!
せっかく選んだお料理、もうひと手間かけてワンランク上の演出をして、評価爆上げをねらいましょう!
会社や貸し会議室の長テーブル、なんとなく味気なくて寂しい印象を受けませんか?
ちょっと小物を置くだけで、1枚布を敷くだけで、殺風景だったテーブル周りを一気に華やかに演出できます。
そこで「テーブルに敷く布を選ぶコツって?」「どんな小物を置いたらいいかな?」テーブル装飾の小技をお教えします!
テーブルクロスのコーディネート
テーブルに敷く布、テーブルクロスはさまざまな形やカラーバリエーションがあります。その中で今回はよく使うカラーと、その色が持つ特徴をご紹介します。
- 白色…パーティ会場ではスタンダードなカラーです。白色は純粋、清潔、高貴な印象を与える色として人気です。クラシックな高級感の演出をしたい場合にオススメです。また、カメラのレフ版のように、光を反射する作用もあるので、食べ物の発色を良く見せる効果も狙えます。
- 赤色…赤を代表とする暖色と呼ばれるカラーには、心理的に活発化させたり、気分を向上される効果があるとされ、食欲増進など、食べるシーンにも相性の良い色とされています。元気で楽しい雰囲気の演出にもひと役かいます。同様の狙いとして、オレンジや黄色を使用することもあります。
- 黒色…ひと言で重厚感、一貫した強さや威厳など、凛とした印象を与える色です。明るい色が並びすぎてしまうと視覚的なストレスが生まれますが、黒色を敷いておくことで落ち着きが生まれます。近年さまざまな容器や料理をデリバリーするサービスが増える中で、料理をカラフルに、装飾をシックに、大人の落ち着きを演出するパーティも増えています。
上記のように、明暗のはっきりしている色、赤やオレンジなどの暖色を敷いておくことで、一気に雰囲気を変えることができ、お料理も一層おいしく感じます。
布1枚でどれだけ変わるのか、是非一度お試しください!
テーブル小物の選び方
おいしそうなお料理、ビシッとクロスを張ったテーブル、せっかくなのでもうひと手間。ちょっと小物を置いてみましょう。
と、突然言われてもどんなものをどんな風に置けば良いのか、迷ってしまいますよね。
そこで、ちょっとしたコツをご紹介します!
ちょっとした植物を置いてみる。…テーブルの真ん中や、長方形なら左奥や右奥へ高さ15cm弱の小鉢を置いてみると、ちょっとオシャレな雰囲気が演出されます。また、視界の奥にお料理より少し高さのあるものを配置することで、視覚的に動きが生まれ、見て楽しまれます。
- 吊るし飾りを活用すべし…100円ショップなどでも売られているパーティ装飾グッズ(旗が連なっているものなど)を、テーブルに無造作に置いてみるだけで、ワンランク上の演出が可能です。コスパもよく、「せっかくの集まりだけど予算があまり取れないな」というような場合にも強い味方になります。
- 手っ取り早いぞ季節感!…装飾する際、「そうは言ってもよくわからないなぁ」と思ったら、季節やイベントにちなんだアイテムを置いてみましょう。自然と装飾にまとまりが生まれ、安定した雰囲気が演出できます。
上記のような小物をどういう風に置けば良いのでしょうか?配置のコツは「手前から奥にかけて、だんだん高くなっていくこと」です。
例えば「吊るし飾り→お料理→植物」のような順番だと、かげってしまうこともなくキチンとお料理を魅せることができます。
また、アイテムは置きすぎても良くありません。だいたい、一般的な会議用の長机1つに対して、小物はせいぜい2~3個程度が目安です。置いていくうちに楽しくなってしまい、ついつい置きすぎてしまいがちですが、グッとこらえて最低限に抑えておくと、大人でオシャレな演出に繋がります。
最後に
いかがでしたか?スタッフが付かないオードブルでは、楽しく準備できることが何よりも大事です。
せっかくの集まりだからこそ、ゲストも自分もちゃんと楽しめる雰囲気を作りたいですよね。
ごちクル では、みんなの大好きを集めたお店から、専門料理店に至るまで、幅広いオードブルブランドを展開しております。
また、手軽にお料理を温められる、ごちクルの温めて美味しい「ほくほくプレート」 も展開中です。
是非一度、ご覧ください。